Q＆A

日本の一般的な刺繍教室と異なる特徴・留意点

Q：カルチャースクールや日本の一般的な刺繍教室と何が違うのですか？

A：英国王立刺繍学校の日本分校は、英国本校から正式に許可を受けて運営されており、留学しなくても英国本校と同じカリキュラムとスキルを日本で学べるところが最大の特徴です。

課題作品は英国本校に送って成績審査を受けることができ、基本の４技法の成績が基準を満たしている場合、英国本校より修了証が授与されます。

Q：カルチャースクールや日本の一般的な刺繍教室と作品に違いはありますか？

A：日本の一般的な刺繍の教室では、趣味として楽しみながら刺繍を学んだり、見本と同じ作品を作ることが多いと思います。

それに対して英国王立刺繍学校のコースは、

• 伝統的な刺繍のスキルを最高の水準で習得すること
• 生徒様の個性を伸ばすこと

に重点を置いており、課題の要件に沿ったオリジナルのデザインをご指導させていただいております。

受講について

Q：習いたい技法だけを受講することはできますか？

A：日本分校のCertificate Courseでは、ジャコビアン刺繍→キャンバスワーク→シルクシェーディング→ゴールドワークの順に、技法を学んでいただいております。これは糸の取り扱い易さや技法そのものの難易度など、様々な要素を考慮して無理なくステップアップできる順序になっているためです。 恐れ入りますが、「特定の技法だけを習いたい」といったご希望にはお応えできません。

Q：マイペースで進められますか？

A：日本分校は英国本校のカリキュラムに基づいて運営されており、１技法につき８回のレッスン、基本の４技法の提出期限は入学されてから５年以内と定められています。８回で課題が終わらなかった場合に、５年以内に完成するようご自宅でマイペースで刺していただくことはできますが、欠席・途中で中断後復帰されても５年の期限を延長することはできません。

Q：宿題はありますか？

A：教室での時間は、新しいステッチを一からじっくり学ぶというよりは、ご自宅で予習して刺してきたものに対してアドバイスを受けるのが主になり、実際の制作はほとんど宿題としてご自宅で進めていただくことになります。授業時間内では終わらないボリュームの課題内容ですので、ご自宅で宿題をする時間を確保できる環境を整えてお申し込みください。

お支払い・費用

Q：授業料は日本円で支払えますか？カード払いや分割払いはできますか？

A：カードでのお支払いは、海外からの高額な引き落としがブロックされるというトラブルが多いため、現在は銀行から海外送金で英国本校にお支払いをお願いしております。受講料以外の材料費のうち、日本分校でご用意するものにつきましては、日本円で講師にお支払いいただけます。

Q：Certificate Courseを受講する場合、受講料は４技法分まとめて支払うのでしょうか？

A：受講料は、技法ごとにお支払いいただいております。新しく技法をご受講される前に、その次の技法の受講料を英国本校にお支払いいただきます。

Q：受講料の他に必要な費用はありますか？

A：刺繍用の角枠（約2.５万円）を英国本校のオンラインショップから購入していただきます（他の技法でも再利用可）。また推薦参考図書を開講までに各自ご用意いただくほか、課題に必要な材料で講師が準備したものは、講師に日本円で直接お支払いいただきます(技法により異なりますが、材料費は約3,000－10,000円程度)。