Courses
コースについて
英国王立刺繍学校・日本分校は、英国本校の正式な許可を得て2010年に開校した、日本語で学べる世界で唯一の分校です。英国留学をしなくても、お仕事やご家庭など今のライフスタイルを変えずに、本校と全く同じ内容が学べます。
Courses
日本分校で学べるコース
Certificate Course
英国王立刺繍学校の基本の4技法であるジャコビアン刺繍、キャンバスワーク、シルクワーク、ゴールドワークを基礎からしっかりと学び、高度な手刺繍のスキルを習得するコース。1技法につき最短8回のレッスン×4技法=合計32レッスンで4技法終了となります。コース開始後5年間以内に課題作品を英国本校へ郵送し、すべての作品が成績審査をパスしますと、英国本校より修了証を習得することが可能です。
受講資格:年齢、経験、性別不問、選考なし
定 員:1クラス6名
会 場:東京・JR中央線西荻窪駅より徒歩5分
クラス時間:土曜9:30-14:30(ランチ30分)・日曜 12:30-17:00
受講料:1技法4.5時間×8回のレッスンで£150英国ポンド(※2024年12月時点)を本校へ国際送金
材料費:角枠約25,000円を含めて約3万円(角枠は残りの技法で再利用可能)
Diploma Course
上記Certificateコース修了者向けの、さらに高度なスキルを学ぶアドバンスコース。必須技法はアップリケ、アドバンス・シルクシェーディング、アドバンス・ゴールドワーク、ブラックワーク、選択技法としてキャンバスシェーディング、スタンプワーク、クリエイティブゴールドワーク、タッセル、ホワイトワーク、箱作りの中から2つを選びます。修了証取得までの期限は、コース開始後5年以内となります。
受講資格:Certificateコースの修了者
定 員:Cerificate受講生と合わせて1クラス6名
会場・クラス時間・受講料:Certificateコースと同じ
材料費:ほとんど各自で購入となります。
Gallery
日本分校:受講生作品
Course Details
コース詳細
コースの特徴
刺繍の用具
本コースでは、丸い手で持つタイプの刺繍枠ではなく、角枠と呼ばれるしっかりした重い木の刺繍枠を使用します(英国本校のオンラインショップよりお取り寄せいただきます)。リュネビル刺繍の枠はお使いいただけません。
作品のデザイン
本コースでは、刺繍のスキルの習得と同じくらい受講生の個性を引き出すことを重視しております。
そのため見本の作品と同じように刺すのではなく、技法ごとに決められた要件に沿って初めからご自身でデザインをしていただきます。
ただしCertificateコースのレベルでは、デザインの良し悪しが成績に影響することはなく、あくまでもステッチの正確さと作品のできばえが重視されます。また技法を熟知した講師が、デザインのアドバイスをいたします。
制作ペースについて
8回の受講で1技法1作品を完成させます。
講師は8回で作品が完成できるようご指導いたしますが、宿題ができていない場合など、受講生の事情により講師の指示通りのペースで進まなかった場合、完成に対する保証はいたしかねます。
またクラスでは、宿題のチェックと修正のアドバイスが主となりますので、ご自宅での予習と復習の時間が取れる環境を確保したうえでご受講ください。
8回で作品が完成しなかった場合、ご自宅で仕上げて5年以内に英国本校にて成績審査を受けていただければ、問題ございません。
入学条件・英語力
刺繍のご経験
まったくの初心者の方でも、刺繍に対する意欲をお持ちの方ならどなたでもご入学いただけます。
糸の取り扱いなどの基礎的なことから、丁寧にご指導いたしております。
英語力
日本分校の授業は日本語で行われますが、英文のレジュメ・参考図書を理解できる程度の英語力が必要です。
お申込みフォームなどの英文のメールを英国本校に送る場合は、定型のメール文や送り方のご案内のテンプレートや記入例をご用意しておりますので、必要事項を入力・ご自身にて学校へ送信していただければ問題はございません。
その他、英語の課題のレポート作成などがございます。
英語のサポート
英語圏では、講師はクラスを教える時間のみの契約で学校から雇用されており、事務作業は事務専用スタッフが担当しております。
しかしながら日本では講師の二村が一人で日本分校を運営しており、手が回らない分は私費で事務スタッフを雇用しております。
個別のお問い合わせやサポートが発生しないよう、必要なメールの日本語の記入例テンプレートや、手続きのガイダンスを受講者用サイトにご用意しておりますので
- 送金手続きなどで問題が発生した場合
- 英国本校から届いたメールが理解できない場合
など、基本的に本校とのやりとりは、ご自身でお願いしております。
日本分校会場・見学
日本分校会場
現在東京のみ(大阪・名古屋には新設の予定もございません)。
場所はJR中央線・西荻窪駅より徒歩5分となり、東京駅からですとおよそ40分ほどかかります。
週末は快速が止まらないため、中央線の中野駅または荻窪駅より総武線にお乗り換えください。
詳しい場所は、受講者のみにお伝えしております。
見 学
一般住宅を会場として使用しておりますため、恐れ入りますがセキュリティ上見学はお受けいたしておりません。
修了証とキャリアとしての位置づけ
修了証取得の要件・所要期間
修了証(Certificate)の取得には、受講開始から5年間以内に基本の4技法であるジャコビアン刺繍、キャンバス刺繍、シルクワーク、ゴールドワークすべてにおいて、英国本校での成績審査をパスすることが必要です。
1技法の習得には8回の受講が必要で、日本分校は月1回の開講で基本の4技法の修了に3年2か月かかります。早くお進みになりたい方は、空き席がある場合に複数クラスをお取りいただくことも可能です。
成績審査のプロセス
成績審査を受けるには、各課題につき次の3点を英国本校に国際郵便でお送りいただきます。
- 課題作品
- 自己評価シート―課題の制作過程を振り返る英語の質問に答える記述式のシート。成績審査の補助資料として使われます。
- 作品のスケッチとステッチプラン
注意事項
- 成績審査を受けなかった場合や、1技法でも成績審査にパスしなかった場合には修了証は取得できません。
- 追試や再試験はございませんので、再審査を希望される場合はその技法を有料にて再受講となります。
- 成績審査のために英国本校に作品を送る際の送料と、返送された作品を受け取る際の関税は受講生負担となります。
コース修了後のキャリアアップ
コース修了生に対しお仕事のご紹介はいたしておりませんが、習得した高いスキルとご経験を生かし、ご自身で刺繍のプロとしての道を開かれた方が複数いらっしゃいます。
またプロの方もご入学可能ですので、すでにお持ちのキャリアをさらに広げていただくことができます。
プロフィールへの記載
Certificate・Diploma両コースは入学に際しての選考がございませんので、修了証は技法習得の「修了」を証明するものとなります。
履歴書やプロフィールには「英国王立刺繍学校(Royal School of Needlework)・Certificate Course/Diploma Courseを修了」とお書き下さい。
遅刻・欠席・補講・休会・途中退学
遅刻・欠席のご連絡・振替
遅刻・ご欠席の連絡は、受講生専用のLineグループよりなるべく早くお知らせください。
天候や交通による遅刻の場合でも、受講時間の延長は致しかねます。
ご欠席の場合の振替・返金制度はございません。
補 講
欠席された分をご自宅で遅れを取り戻すのが難しい場合、8回で作品が完成できなかった場合に、1回分の受講料を追加で本校へ送金していただければ、有料の補講を受けることが可能です。
1クラス最大6名様とお席が限られているため、他のクラスに補講のための空き席がない場合は、その分ご自身の通常クラスを繰り延べ、代わりに補講を入れていただくことになります。
途中休会・復学
ご病気・ご出産・転居・介護など、ご自身のご事情により途中で受講を中止される場合、返金・休会という制度はございません。
一度退会のうえ、空き席がある場合再入学が可能です。
その場合は中断した続きからご受講いただけますが、中断していた期間も合わせて5年以内に4技法の課題を修了下さい。
復学を希望される場合は、空席・最新情報メールマガジンにご登録の上、ご希望の時期に空き席があった場合に再度ご入学をお申し込みください。
途中で退会した場合の返金
基本的に、コース途中で退会された場合の返金はございません。
転入・転校
海外からの転入
英国本校・他の分校・オンラインコースをご受講で、途中から続きを日本分校にて学んでいただくことも可能です。
ただしお席に限りがあり、ご希望のタイミングで空席がない場合もございます。
お問い合わせフォームやメールでの空席のお問い合わせや予約は承っておりませんので、空席・最新情報メールマガジンまたは公式Lineアカウントへのご登録をお勧めいたします。
海外への転校
日本分校で受講を開始され、途中から続きを英国本校・他の分校・オンラインコースにて学んでいただくことも可能です。その際の本校への手続きは、すべてご自身にて行なってください。
また途中から日本分校にお戻りになりたい場合は、ご希望のタイミングで空席がない場合もございます。
お問い合わせフォームやメールでの空席のお問い合わせや予約は承っておりませんので、空席・最新情報メールマガジンまたは公式Lineアカウントへのご登録をお勧めいたします